母の治癒力

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一か月ぶりです

前回の記事を書いた直後 故郷の母が急病と知らせ入り 大阪へ帰っていました
急性心不全 「いつ どうなるかも? 覚悟して下さい」
医師からの言葉に緊張を抱え 祈りながら最終便に飛び乗りました

入院した時点で既に肺の3分の2が水溜まり状態・・・
溺れかけてるのと同じ苦しみです 利尿剤が利かず
翌日には肺から直接 水を抜く処置との事

夕方 島を出て 大阪の病院に到着したのは 夜10時頃でした
集中治療室で眠っていた母 手を握ると静かに目を開け 私の出現に驚きの表情。。。

その驚きか? それとも 兄と翌朝から出向いた お墓参りとお百度参りが功を奏したのか
順調な排泄が始まり 直接水抜きの処置は免れました

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(一回り年上のお兄ちゃん。自然をこよなく愛す 52才サーファー。。。)

皆さん 御存知でしょうか?
この直接水抜きの処置・・・ 皮膚から肺に直に針を刺し 抜くんだそうです
とっても痛いそうです  とにかく 痛い事は、免れてほしい。。。 切実に願いました

それからの日々は 足裏の心臓と腎臓の反射区刺激を入れながら
排泄促進のジュニパーで 下半身・肩のオイルトリートメント
枕元にはティートリーの香り・・・ そして ベットの足元には
浄化の岩塩をそっと置いておきました

病気とはいえ 寝たきりの一日というものは 言葉にしがたい退屈な時間です
動けないからこそ 体も疲れます
痛い・苦しいであろう検査が次々に待ち構える状態。。
私にできる事と言えば やはり 体をさすって 撫でること
私が側に居る間は 「気持ち良いこと」 を味わってもらわなければ。。

それから一週間ほどで 一般病棟へと回復してくれ
更に 3週間後には退院できました
医師も驚きの驚異の回復でした

ご心配いただき 励ましを下さった皆さんに心から感謝しています
多くの友人から 暖かい言葉を頂き どれだけ力付けられたことでしょう。。

そんな中で とても心に響いた友人からのメッセージ
人生も 折り返しを過ぎると きっとここから先は得るものより失うものの方が 多いのだろうと覚悟しています
人生で出会った様々な人との別れがこれからいくつも待っているはずです
だからこそ新しい出会いには一層の感謝をしたいと思います

命あるもの 形あるもの 全てが未来永劫 今の姿を止めるという事はあり得ない事です
全てはやがて滅びる運命ですが だからこそ私達はその儚さを
美しいと感じ 愛しむ 儚きものへの愛は 年取るごとに募るものです
とても良い意味で 嘆いても いつかはやってくる現実を感じましたし
だからこそ 今ある有難さに 感謝の気持ちが増しました

一時は、どうなる事かと覚悟も決めていました
お墓参りや お百度参りをしている時
ひたすら祈ったのは 「とにかく ラクにしてあげてください」
兄や親せきは 「一日でも長生きを」 と 祈っていてくれました

これは 母の寿命の問題だと 捉えていました
神様の元へと 旅立つ時がきたのなら これ以上の苦しみは不要・・・
まだ 生かせてもらえるのなら 苦しみはここまでにしてほしい・・・

母は 強い精神の持ち主でした
「まだ 生きたい!!」 と 望みました
「病は気から」 と言います
本当にそうだなと 目の当たりにした気分です
医師から 覚悟して下さい・・・ と言われたあの数日。。。
本人の意志によっては 行き先が変わっていたことも あったんじゃないかと感じました

一般病棟で母と過ごした時間は穏やかで
それはまるで これから私が目指している事のリハーサルの様でした

ベットに横たわる老人の足や手を トリートメントする
受け手も 施し手も どの体制ならスムーズにできるかとか 力加減とか・・・
母は 素晴らしいモデルになってくれたのです

毎日 数時間 病室の空間に居ますと 色んな事が見えてきます
他の患者さんの表情・・・ 看護師さんの大変さ・・・ 医師の声掛けの大切さ・・・
そんな中 会話の重要さをつくづく感じました
そして 触れる事の必要性も 実感しました

体が思う様に動かない事は 本当に辛いことだと思います
だから 患者さんって 当然的に 不機嫌です
母の体を 撫で始めると それまでの会話の質が変わります
気持ちが柔らかくなるんですね。。。
すると 辛い中にも 喜びと感謝の気持ちが産まれます

「喜び」
このプラス思考が良いホルモンを出し 本来の自己治癒力を 活発にするのです
自己治癒力 「生きたいと望む気持ち」 ですね。。。

いくつになっても 母は自分の身を張ってでも
子供に多くの学びを与えてくれる存在なのだと 感じずには居られませんでした
 しばらく自宅療養し 経過が良ければ 秋頃島に来てくれると約束をして
私は 一か月ぶりの島に戻ってきました

島と離れたこの時間で 見えてきた事が とても多かったです
私の使命について 家族について 生について・・・ 長い冬休みを いただいた様です
この春は 「再起動」・・・ 新たな気持ちで迎えたいと思っています

 

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